リテラシーの作法

2016年12月26日月曜日

北方領土 3

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 ”時は金なり”、と マックス・ヴェーバーは歴史的著作の冒頭近くでベンジャミン・フランクリンの言葉を引用している。  「”時間は貨幣だ”ということを忘れてはいけない。 一日の労働で10シリング儲けられるのに、外出したり、室内で怠けていて半日を過ごすとすれば、娯楽や 懶惰のために...
2016年12月19日月曜日

北方領土 2

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 今回の安倍、プーチンの日ロ首脳会談は北方4島の帰属の問題を解決し平和条約を締結するという日本側の目標にどれだけ近づくことができるかが焦点であった。  決まったことは、北方4島で共同経済活動を行う協議を開始すること、これに尽きる。  4島の帰属問題については何ら進展はな...
2016年12月12日月曜日

北方領土 1

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 領土問題は 一筋縄では行かない。 今も昔も。 それが平時であればなおさらそうだ。   ロシアのプーチン大統領と安倍首相は今月15日に首相の郷里山口県の長門で会談する。  なんと両首脳同士の会談は16回目になるという。お互いファーストネームで呼び合うほどの間柄でさぞかし経済協...
2016年12月6日火曜日

トランプ次期米大統領誕生 4

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 トランプ氏は11月21日に大統領就任後の百日行動計画を表明した。  就任初日に実行するものと100日以内に実行するものとに分けている。 ・ 就任初日に実行するもの。 汚職の一掃、米国労働者の保護および安全と法の支配の回復の3項目からなり、このうちの米国労働者の保護にはT...
2016年11月28日月曜日

トランプ次期米大統領誕生 3

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 次に、グローバル化の結果アメリカの雇用が失われ産業が疲弊したと声高に主張して次期米大統領の座を射止めたドナルド・トランプ氏、彼がこの先米国をどう導びきまた国際社会との関係をどうするのだろうか。  トランプ氏とはどんな人か。彼の選挙中の暴言に大統領としての資質を懸念した人も当選...
2016年11月21日月曜日

トランプ次期米大統領誕生 2

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 その資質に欠けるのではないかと政敵から厳しく指摘されたトランプ氏がまさかの次期米大統領の選挙に当選した。  米国民のみならず世界中が驚きそして懸念した。この先世界はどうなるのか、と。  ノーベル経済学賞受賞者のクルーグマンは選挙の結果をうけてニューヨーク・タイムズ紙にこう寄...
2016年11月14日月曜日

トランプ次期米大統領誕生 1

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 日本人はよく本音と建前を使い分けるといわれる。たとえば かって日本社会には ”ノミ(飲み)ニュケーション” ということばが流行った。  その意図するところは、かしこまった会議では建前だけが横行しなかなか議論がまとまらないが酒席では本音が飛び出し実のあるコミュニケーションがとれ...
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木下道也
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