リテラシーの作法
2016年1月25日月曜日
英語公用語化論 1
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企業の英語重視の流れが進んでいる。ユニクロのファーストリテイリングと楽天は2012年から 先陣を切って 社内の公用語を英語にしている。 この2社が社内の公用語を英語にすると発表した後、ホンダもそうすべきではないのかと問われた当時のホンダの社長は ” 日本人が集まる日本で英語...
2016年1月18日月曜日
資本主義と自由について 7
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フリードマンは経済学者として、豊かな社会を目標としていることを、R・E・パーカーとのインタビューで述べている。 「パーカー : 資本主義にとって何が一番脅威でしょうか。 フリードマン : 資本主義にとっての一番の脅威は、過大な政府です。それは必ずしも社会主義とは限りません...
2016年1月11日月曜日
資本主義と自由について 6
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アメリカン・ドリームとは努力次第で誰でも成功するチャンスがあることの代名詞である が、現実のアメリカは行き過ぎた自由により強者の論理にはかなうかもしれないが弱者の論理とは合致せずこの言葉の本来の意味を失いつつある。 フリードマンの政策を積極的に採用したレーガン大統領時代から...
2015年12月28日月曜日
資本主義と自由について 5
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まずフリードマンの魅力として挙げられるのが、彼の学説は自由を求める精神が基盤となっていることである。 アメリカはイングランドから信仰の弾圧を逃れてきたピューリタンによって誕生した。 圧制・弾圧はアメリカ人にとって消し去ることのできない幼児体験となっている。彼の学説がアメ...
2015年12月21日月曜日
資本主義と自由について 4
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2007年のサブプライムローン問題から連鎖的に発生した2008年のリーマンショックを含む金融危機は、またたくまに世界を駆け巡った。 資本移動の自由なくしてあり得ない事件である。 フリードマンは規制緩和、金融自由化および資本移動の自由化の促進を主張した。 彼の主張が直接...
2015年12月14日月曜日
資本主義と自由について 3
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フリードマンは1950年代と1960年代を通じ経済理論の世界で巨星のように聳え立っていたケインズ理論の批判によって俄然注目を浴びた。 1929年の大恐慌の原因は、ケインズは資本主義の欠陥によるといったが、フリードマンは貨幣政策の失敗であるといった。 ケインジアンはインフ...
2015年12月7日月曜日
資本主義と自由について 2
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ミルトン・フリードマンが現れるまでの経済学の潮流を大雑把にスケッチしてみよう。 ”経済はそれ自体の法則で発展する” ということは、経済の発展は国家とは本来関係ないということである。 これが社会契約説を唱えたジョン・ロックの経済思想である。 この思想を経済学として確立...
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